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ドドンパ試乗会速報
ちょっとしたコネでプレスプレビュー日の試乗会に参加することができましたので、ドドンパの情報と共にレポートします。
新宿西口に集合し、富士急のバスで富士急ハイランドへ向かいます。取材の同行なのでワゴン車、良くてもマイクロバスだろうと思っていたんですが、 観光バスでのんびり遠足気分です。確かに前日は寝れなかったし、そういえば観光バスに乗るのって何年ぶりだろう。 富士急ハイランドに併設されているハイランドリゾートに到着し、いきなり昼食。えーすげーなー昼食付きかぁ。
食事が終るといよいよ発表会の開始です。TVカメラとか数台有って本格的ですね、ちょっとオレは場違いじゃないかと(笑) いきなりドドンパのTVCMが2本プロジェクターに流され、続いてスポンサーであるKDDIの新CM3本が流れました。 ドドンパのCMは謎のマスクマンが登場し、ドドンパにびびる先輩とその後輩という設定みたいです。 KDDIの新CMもなかなか面白いです。既に10人相撲みたいなやつと、GPSケータイ(BOSSとのコラボレーション?)は オンエアされてますが、ファミレスのレジでの割り勘のやつは多分これから流れるんじゃないでしょうかね。 ドドンパCMは7日頃から全国オンエアーらしいです。
続いて富士急社長からの挨拶。オープン遅延のお詫びと、ドドンパの紹介。 ドドンパのキーワードは「とにかくギネスレコードを出すこと」「直球勝負」の2点でしょうか。 遅延の理由は、主要部品の100分の7ミリのズレのために本国での修理が必要とのことで、再納品が9月末となったためだそうです。 絶叫マシンが実は精密機器であるということを初めて知りました。確かに制御部分などは電子部品が多く精密機器のイメージがあるんですが、 発射装置などもそれだけの精度が必要であるとは、正直驚きました。
洗脳音楽
量販店などでは、店内放送がマルチリンガルになっていますが、ドドンパのエントランス前放送もマルチリンガルになっていました。 なんかヨドバシカメラにいるような気分。聞き取れただけで日本語、英語、中国語、韓国語がありました。
建物内に入るとかなり大きな音量で「ド・ドンパ、ド・ドンパ、・・」と鳴りつづけています。まるで胎内にいるかのような・・・ スタッフの説明によると、1分間に90回という心拍数に非常に近いリズムを刻んでるとの事。うーむこれは何か魂胆があるな。 映画「メジャーリーグ」の選手入場曲のイントロで、みんなで足踏みしてドンドンパンとやるやつ有りますよね?アレに近いです。
エントランス入ってすぐはクリーム色の内装でFUJIYAMAのと同じようなスロープが1往復分あり、次の部屋に入ると緑色に変わります。 そしてプラットホームに入ると全面赤・赤・赤・・・もう目がチカチカするくらいの赤。眼の逃げ場が無いくらい赤。 人は赤を見ると興奮するということで、赤になっているそうですが、それにしても長時間いるには辛いですね。スタッフの方大丈夫でしょうか? スタッフ間の喧嘩が絶えなかったりして(笑)
       
あのペイントが施されたライドがプラットホームに入ってきます。ライドの低速移動にはレールの間に設置されているゴムタイヤで行われるので、 非常に静かです。滑るようにプラットホームに登場します。 フルバケットのシートに体を沈め、日本ではおなじみのシートベルトをし、前方からT型のハーネスが下ろされます。 T型ハーネスには腰を抑えるメインあんこ(笑)の他に、脛と足首をホールドする逆U型のサブあんこが有ります。 シートの形、ハーネスの形状はHyperSonicXLCとまったく同じですね。シートがちょっと小さいかもしれません。 USAサイズの私はキツキツでした。HyperSonicXLCは余裕あったけどなぁ・・・ とりあえずこれで下半身の自由は完全に奪われます。
         
入ってくるのと同じように静かにプラットホームを出て右に曲がると遥か彼方まで続くような直線コースが出現します。 小さなモニタが二つ、片方は頭をヘッドレストに付けるようにと指示している。もう一つはハーネスのグリップを握るように指示している。 音声によるアナウンスは無かった。
カタパルトフックにロックされると洗脳音楽が90BPMから110BPMに徐々にアップする。いやでも緊張が高まる。 前方が空いているトンネルで、外光が入るため多少照明効果が弱いですが、ライフルマークのような螺旋状の光の輪が動く。 ジェット機のエンジン音らしき効果音が鳴り始め、次第に高周波が乗り、ゴーからキーンに替わる。 長い、長すぎる、もったいぶるなー と思ってると唐突にカウントダウンが始まる。スリー ツー ワン・・・・ ゼロじゃなくマイナス1くらいで発車、 いや発射。
強烈なGにバケットシートにめり込む。負けずにハンズアップする。トンネル内で最高速に達するため、 トンネルを抜ける頃には加速は終わり、ゼロGフォールに飛び込む。 実はこの時点でも充分速度は出ている(乗らずに外から見てると凄い勢いですっ飛んでく)のだが、加速があまりにも強烈なためもう他が 霞んでしまう。
そう霞んでしまう第一弾がゼロGフォール。スペック的には170km近い速度でいきなりコースが下向きになるんだからかなりのマイナスGが 発生すると思われていたが、レールの形状が甘かったのか、スタートの加速が凄すぎるのか、ただの下り坂となっていました。 オレ的にはスチールドラゴン以来のマイナスGフリークとなっていたため、かなりガッカリしている。 更に第二弾が巨大バンク。もう少し遠心力が働くかと思ってたんだけど、回転半径が大きいためかなり大味な感じで再びガッカリ。
じゃ、最後のタワーは・・・バンクの下りで多少再加速しているため、タワー突入部の垂直上昇カーブでかかるGが結構きつめ。 垂直になったとたん、軽いブレーキが入るのでショックがあり、垂直反転する頂上部でも多少ギクシャク感があります。 垂直落下もそれほどの距離はないので、あっという間。続く最大バンクもあっという間に過ぎるし、トンネル内部なのであまり実感無し。 惰性で坂を登って、カメラ型のカメラ(笑)で記念撮影してブレーキ。え?こんなところでブレーキ?じゃこの先にあるバンクは・・・ プラットホーム直前にかなりいい感じのバンクがある事は既に6月のレポートでもお伝えしていますが、 このバンクもほとんど生かせていない感じでガッカリ。
オレ理論では、プラットホーム直前までが絶叫です。直前まで飽きさせちゃダメです。 那須ハイランドパークのF2なども最後の低速直線コースが長く、せっかくのクラクラ感が覚めてしまいます。
 
プラットホームに入ると、スピーカからは喝采が。「いつものよぉーにまくーがあーきー」じゃない本当の喝采です。(失礼) スタッフも拍手をして迎えてくれます。ちょっと恥ずかしいかな。でもつられて拍手しちゃう。
コース外観
射出口とも言うべきトンネル出口で見るのが良いですね。本当にものすごい勢いですっ飛んでいきます。 これはマジでヒトが乗ってるんですか?って疑うほどの速度です。一応出口付近は演出としてミストが出るらしいんですが、 乗ってる方はそんなの気付きませんよ。(笑)後で言われて気付いたし。
WindowsMedia QuickTime MPEG1  RealPlayer 500kbps 発射!(どちらも同じ映像です)
スタート地点と、ゼロGフォールの最下点、タワーの直前と直後にそれぞれトンネルが有るんですが、 ゼロGフォールの最下点とタワー直後はアクリルなので、トンネルと言う感じはしません。多分地上に近くなるためのガードだと思われます。 またタワー直後には見物用の橋がかかっています。この位置からはゼロGフォールへ突入するところや、 タワーの垂直落下のシーンが良く見えるため、フォトスポットになっていました。でもタワー側にはアクリルがはってあるため、 実際に撮影するなら橋の下の方がいいですね。 他のアトラクションや、樹木、フェンスとの干渉でなかなかいい撮影スポットがありません。 唯一良いなぁあと思ったのが、75度バンクを抜けた先が高架になっているんですが、その下のフェンスなめのタワーですね。 観覧車のゴンドラともかぶらず、バンクを抜けるライドも良い感じで撮影できます。
全景を見るなら、ハイランドリゾートの最上階レストランか、FUJIYAMAに登っている最中ですね。観覧車からも良く見えると思います。
RealPlayer 500kbps 当日の初乗りプラットホーム風景と洗脳音楽(笑)
そして辛口
生身で170kmオーバーと言うのは、他で経験できることじゃ有りませんが、いかんせんそれ以外がどーにもこーにも・・・ そういえば冒頭の社長の挨拶に「直球勝負」とありますが、これが全てを物語っています。 ギネスレコードは確かに必要かもしれない。でもギネスレコードを持たないアトラクションでもとてもすばらしいアトラクションは いくらでも有る。一箇所にこだわることで他にあまり気が回らなかったのかなと思いました。
それと、建物の外観をもう少し何とかしてほしいなぁ。いくらなんでも本当に倉庫みたいな出入り口のドアはちょっと勘弁ですね。 無駄な液晶モニタを沢山付けるよりもドアにもうちょっと気を使ったほうが良いんじゃないでしょうかね? 音や色の演出もあのドアを見ると興醒めします。
最後にお願い
多分富士急の関係の方も見ていてくれると思っていますが、ぜひとも分離待ち列方式を採用していただきたい。 プラットホーム直前の緑部屋の部分、かなり横幅があったように思います。待ってでも先頭に乗りたい人と、とにかく乗りたい人を分けてください。 今回の試乗で、先頭にも乗ったんですが、先頭とそれ以外のシートでは全然違います。まず当然のことながら風圧のかかり方が 違いますし、視界が開けていることで、スタート時のスピード感、トンネルによる明暗の効果も違います。
他のコースターは、長いライドによる後部座席の引っ張られ効果がありますが、ドドンパにはそれが無いのです。 海外のコースターではほとんどが先頭とそれ以外ということで2列で並んでいます。 ドドンパを100%楽しむには先頭しかないです。列を分けることで満足できるゲストが増えるはずです。
いつものように、かなり辛口だし、数ヶ月前にHyperSonicXLCを乗っているので、こんな感じです。あくまでも私の意見として。