将来オープンするテーマパークの先取り情報

テーマパーク建設ラッシュ時代は過ぎたものの、
今でも毎年日本のどこかで新しいテーマパークはオープンしています。
そこで、ここでは今後オープン予定のテーマパークを幾つか紹介し、

大きな期待を持って待っていただこうと思います。ほぉら待ち遠しくなったでしょ?


あのテーマパークが出来るのはいつ!?早分かりカレンダー

オープン予定年

パーク名称

所在地

1997 安城産業公園デンパーク (4月) 愛知県安城市
倉敷チボリ公園 7月) 岡山県倉敷市
富士ガリバー王国 7月) 静岡県上九一色村
1998 シトラスパーク瀬戸田(3月) 広島県瀬戸田町
九州日田明治維新村(予定) 熊本県
1999 キリンビアパーク〈仮称〉(春) 広島県
2000
2001 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 大阪府此花区
東京ディズニーシー 千葉県浦安市
2002 ロッテワールド東京 東京都江戸川区
レゴランド幕張 千葉県千葉市美浜区
2003 手塚治虫ワールド 神奈川県川崎市浮島
2004年以降

※パーク名をクリックすると、関連文章にジャンプします。


<<1997年>>

「倉敷チボリ公園」  7月18日オープン!! (岡山県) >ホームページへ

 あのディズニーランドの元になったとも言える、テーマパークの元祖・デンマークのチボリ公園。
 岡山県がJR倉敷駅北側に誘致しており、県と倉敷市などが設立する第3セクターのチボリ・ジャパン社(本社・倉敷)により、95年9月8日から着工されています。

 完成は1997年。7月の開業を目指しています。計画では12.1haの敷地に高さ38mのランドマークタワーやジェットコースター、多目的シアターなど大小34施設を建設の予定だそうです。

 このチボリ公園誘致に関しては、岡山市で話が持ち上がっていたのですが、住民と市との間でその計画や経理問題で紛叫しており、その計画が県に引き継がれて今回構想から8年目にしてようやく着工になっています。

あの伝統的なチボリ公園が日本に出来るというのはうれしいのですが、その建設に至るには色々な問題が起きていたと言うわけで、実際に開業した後もちょっと心配です。岡山の人にも日本中からも受け入れられるパークになって欲しいものです。 ただ個人的には、チボリ公園の名を冠するのにジェットコースターみたいな、いかにも集客するための施設が必要であったか、ちょっと疑問です。 でもオープンしたらすぐに行ってしまうんだろうけど。。

 


「富士ガリバー王国」  7月オープン予定 (静岡県) 

富士の麓に新しくオープンするテーマパークの名前は「富士ガリバー王国」。

10万坪を超す大自然の敷地の中に、環境と自然との共生をコンセプトに、美しい国土を持つ北欧のイメージして作られています。中にはいくつかのエリアがあり、北欧の港街をもとに作られた「北欧村」を中心に「ガリバー島」、「ふれあい牧場」、「高山植物園」、「ボブスレーランド」など面白そうな施設が目白押し。
 富士山周辺の新しい観光スポットとして注目度上昇中。ちなみに場所はあの上九一色村だ。

<紹介>

「北欧村」
 異国情緒にあふれた美しい北欧の港町を再現。メルヘンチックなレストランやカフェや土産物店が建ち並び、のんびり散歩して歩くだけで思わず時が経つ。さらに園内で神話の妖精達がお出迎えしてくれます。
 ノルディック諸国からの直送した素敵な品々もいっぱいで、料理もおいしい。

「ガリバー島」
 幻の人工湖に浮かぶ「ガリバー島」。
45mもの巨大ガリバーが横たわっています。ここには光や音・映像に彩られた3つのアトラクションが、ファンタジックな異次元空間を作り出しています。
 アトラクションは「ガリバーシアター」・「クリスタルラビリンス」・
3Dサウンド幽霊船「暗黒の海」があります。

「ふれあい牧場」
 ガリバーを助ける「ラディ」と「ミルク」。それにトナカイ、ワラビー、リス、ヒツジと、牧場には直接触れられるかわいい動物達がいっぱい。
 また酪農工場ではチーズやソーセージの手作り教室があり、貴重な体験が出来る。

「高山動植物園」
 富士山自生のものや、日本各地から集められた
70種以上の珍しい高山植物を集めて一同に展示しています。

「ボブスレーランド」
 世界で初めての、全長
900mのレジャー用ボブスレーコースが登場!! 一般の人でも体験できるアミューズメント対応のボブスレーで、迫力のスピードを体験できる。しかも、冬には時速100kmを越す競技用ボブスレーに乗ることも出来、注目度大。タクシーボブスレー10000円も惜しくない!?
 年間を通して競技用リュージュが体験できる、インドアコースも併設している。

 


「シトラスパーク瀬戸田」 98年3月オープン(広島県)

世界のかんきつ類を一堂に集めた初のテーマパーク「シトラスパーク瀬戸田」が二十一日、ミカンの産地で知られる広島県瀬戸田町にオープンする。

 レモンの生産量全国一の広島県瀬戸田町は、県と共同で全国初の本格的なかんきつ類のテーマパークで、レモン類をはじめ、ザボン類、ダイダイ類など世界各地の代表的なかんきつ類約600品種を栽培・展示する。
 来春の本四連絡橋・尾道―今治ルート(瀬戸内しまなみ海道)開通をにらみ、新たな観光拠点にしようと、同町と広島県が約五十億円をかけて整備した。


瀬戸内海に臨む約十三ヘクタールの園内には、世界のかんきつ類約六百品種が一年中観賞できるという大温室の「シトラスパビリオン」や、かんきつ類の香りをテーマにした体験・展示施設で自分だけの香水づくりが楽しめる「香りの館」などの施設、さらにイベント広場、全長百七十メートルの滑り台「スーパースライダー」などを備える。
世界各地の栽培地を再現した広場やハーブガーデンもあり、園内を歩くだけでかんきつの香りを満喫できそうだ。        

シトラスパークの草刈進専務は「体験コーナーを多くし、かんきつの魅力を五感で味わってもらえるように工夫した。平山郁夫美術館なども近いので、全橋が完成したら各地から来てほしい」と話している。

 入園料は、大人八百円、大学・高校生六百円、小中学生四百円、未就学児は無料。年間三十万人の来園を見込んでいる。


キリンビアパーク(仮称) 99年春オープン(広島県)

 キリンビールは、98年8月末に閉鎖する広島工場敷地の一部に、ビール博物館やレストランを併設したテーマパーク「キリンビアパーク(仮称)」を建設すると発表した。残りの用地については、同じ時期に閉鎖する東京工場(北区)と同様に売却を含め検討を進める。

 計画によると、広島工場の跡地(約16万5000平方メートル)のうち、4万平方メートルに敷地に「たる詰め生ビール」の醸造プラントを98年秋に新設するほか、99年春には広島工場の歴史やビールに関する資料を集めたビール博物館やレストランを開業する。60年の歴史を持つ同工場を「ビール文化の情報発信基地に転換する」(広報部)考えだ。


<<2001年>>

「ユニバーサルスタジオ・ジャパン」  2001年春オープン予定 (大阪府)

 アメリカ文化の象徴である「映画」をテーマにした、世界最高峰のテーマパーク「ユニバーサルスタジオ」が、ハリウッドとフロリダに続き3番目のパークとして日本に登場します。

 2年以上前から大阪市によって計画は進んでおり、今回大阪市などが出資している第三セクター「大阪ユニバーサル企画」と米映画会社MCAにより2月6日、大阪市への建設に関して正式に調印されました。

 完成予定は21世紀の2001年4月1日を目指しており、1998年秋に着工の予定です。 計画では大阪湾臨海部の此花区に建設予定で、敷地面積54ha、総事業費は約1600億円、年間約800万人の入場を見込んでいるようです。

 施設内容は、恐竜たちが巨大スクリーンいっぱいに走り回り、まるで映画の中にいるような錯覚を起こさせる「ジュラシック・パーク」のアトラクション(多分先にアメリカに出来るんでしょうが)や「ジョーズ」・「E..」、映画やテレビ制作のバックステージを見学できる「スタジオ・ツアー」など全部で19施設になる予定です。(「バックトゥザフューチャー・ライド」は入るのかな?)

 この「ユニバーサルスタジオ・ジャパン」の計画には、スティーブン・スピルバーグ監督が協力することや、ホテルなどを含めた二期事業(北側30ha分)の構想も含められているようです。

 さて、2年前の94年1月の発表段階(まだMCAも松下の傘下でしたが)では99年オープン予定でしたが、大阪市やMCAそして他の出資会社との交渉の末、ついに正式調印に結び付いたようですね。 松下のMCA売却の時に一時は、この計画も頓挫してしまうのかと思っていましたが、一応間違いなく出来ると思っていいのかな?(^^; しかし、まだ実際にアメリカのアトラクションをどこまで忠実に日本で再現出来るのかという問題もあるでしょうし、実際に完成を見るまでなかなか不安ですね。 まだ完成まで5年もあることですので、また何か情報があれば、長い目で見るつもりで期待していましょう。

早く5年後になぁれ!(^^;

* * *

◆続報◆

 日本の映画ファンに映画の舞台裏を見せるために、大阪にユニバーサルスタジオが進出する計画がある。なぜ大阪に進出するのかというと、東京にはすでに東京ディズニーランドがあるが、大阪にはそれに匹敵するテーマパークがないからである。しかも日帰り圏内である100キロ以内の人口は3400万人であり、また此花地域は高速道路、空港、鉄道などの交通の便が良いなどテーマパークが成功する条件が整っているからである。

 スタジオではジョーズやバック・トゥー・ザ・フューチャーやキングコング、それにジュラシック・パークなどの馴染みの深い映画の世界を楽しむことができるようになっている。また、テレビやCMの制作に利用できるスタジオも備え、そのスタジオも見学コースの中に組み入れるように設計されている。また人材育成の面でも映画に関する教育を提供できるようになっている。ユニバーサルスタジオの誘致を契機にして、此花地区を国際的なマルチメディア地区としてソフト・ハードの開発と情報産業の拠点として変革し、21世紀にふさわしい新産業の地区をめざしている。さらに新産業の誘致により生活の質を向上させ、此花周辺地域の価値の向上を図っていくように計画している。

 入場者としてはオープン時には年間800万人、10年後には1200万人を越えると予想している。スタジオの周辺にはマルチメディア研究と開発のオフィス、コンベンション施設等の文化施設、商業・小売施設、さらにハリウッドシティウオークとしてレストランや映画館の建設を計画している。これらの施設が整えば5万人の雇用を生み出し、1日8万5千人の人が訪れると考えらえる。

 スタネック社長は「このスタジオのプロジェクトは関西に大きな効果をもたらすプロジェクトであり、マルチメディアについて関西がリーダーの一つになると予想される。20年以上かかる長期的なプロジェクトであるので、大阪市や関係する企業との協力が必要である。」と強調した。

訪問場所:1000 Universal Studios Plaza, Orlando, Florida 32819
日時  :
1994121日(木) 8:30〜20:00
面談者 :・
Frank P.Stanek
      
President,MCA Enterprises International
     ・山本 洋司
      日本MCA代表取締役
     ・佐藤 公啓
      
Directr,Business Development,MCA Enterprises International
     ・大林 和孝
      
MCA Enterprises International,Univarsal Studio Japan Project
     ・
Thomas L. Williams
      
President,Chief Operating Officer
     ・
Norman Rice
      
Vice President and Studio Manager,Studio Operations
     ・
Ross M. Cibella
      
President,CenturyIII at Univarsal Studio,Florida


「東京ディズニーシー」 2001年秋オープン予定(千葉県) →詳細情報

 東京ディズニーシーはディズニーのファミリーエンターテイメントの素晴らしい伝説の流れを汲んだ、新しい冒険、ロマン、新しさの世界であり、海の豊かさとそこに育まれた様々な生命、海の神秘と伝説によって命を吹き込まれた科学と理想の世界です。 

 東京ディズニーシーでは7つの発見に満ちた海を冒険することが出来、それぞれの海は素晴らしいエンターテイメント、エキサイティングなライド、満足のゆく食事とユニークなショッピングの機会にあふれております。

  1. メディテレーニアン・ハーバー(地中海の港町)
    メインエントランスの中には5階建の約500室のホテルがあります。ここを過ぎると地中海の港町が広がり、東京ディズニーシーの旅の出発と終点の場所になっております。
  2. ミステリアスアイランド
    島の中心部には大きな火山があります。火山には尾根を下り、地底を探検するジェットコースターがあり、クレーターの湖にはジュールベルヌのSF小説を題材にした深海の世界を冒険する海底2万マイルのライドがあります。
  3. マーメイド・ラグーン
    東京ディズニーランドのファンタジーランドに相当するエリアで、ディズニーアニメのクラッシックフィルム「リトルマーメイド」の幻想的な世界が創出されております。
  4. アラビアン・コースト
    エキゾチックなアラビアンナイトの世界で、東京ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」を思わせるライドアトラクション「シンドバットの冒険」がある魔法と美と不思議の世界が広がるエリアであります。
  5. ロストリバー・デルタ
    熱帯のジャングルとみずみずしい熱帯雨林のエキゾチックなエリアで、ディズニーランドで話題の「インディアナ・ジョーンズ」がメインアトラクションとしてあります。
  6. ポート・ディスカバリー
    幻想的な未来の海が広がるエリアで、このエリアの海は東京湾とつながっているように感じられます。海底を自由に動き回る海洋移動艇があります。
  7. アメリカン・ウォーターフロント
    ノスタルジックな19〜20世紀初頭のアメリカの港町、港には豪華客船コロンビア号が停泊し、言葉や歌、ダンスをフィーチャーしたライブエンターテイメントを楽しめるブロードウェイシアターがあります。

 現時点でディズニー側と検討を進めているコンセプトの概要です。 

<面積>

  TDS(開園時) TDL(現時点)
パーク 41.3ha(12万坪) 46.2ha(14万坪)
駐車場 6.2ha( 2万坪) 25.6ha( 8万坪)
その他 22.8ha(12万坪) 10.8ha( 3万坪)
総面積 70.3ha(21万坪) 82.6ha(25万坪)

<アトラクション数等>

  TDS(開園時) TDL(現時点)
アトラクション 21 40
飲食施設 26 41
物販施設 29 60

TDL:東京ディズニーランド、TDS:東京ディズニーシー

平成8年6月4日 オリエンタルランド社提供の資料に基づく


<<2002年>>

◆「ロッテワールド東京」(仮称)  2002年オープン予定(東京)

韓国一のテーマパークとして有名な、あの「ロッテワールド」が、ついに日本に上陸!!

 ニュースによると、ロッテ(ちなみにロッテは日本の会社ですよ(^^;)が、東京都のJR葛西臨海公園駅の北側の所有地に建設するということで、お隣の舞浜・TDLと合わせて一触即発!?のテーマパーク合戦が繰り広げられる模様です。(^^; でも実際には、いい相乗効果で、お互いに集客を伸ばすかも知れませんね。東京に住んでる人は幸せだなぁ。 (以下はニュースリリースです)

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 ロッテ(東京)が建設再開を決めた総合娯楽施設「ロッテワールド東京」(仮称)を2002年にオープンすることが28日、明らかになった。東京都から認可を受けるのを待って、1998年中にも着工する見込み。

 同社は韓国のソウルと釜山でも同様の施設を展開しており、2002年に日本と韓国が共催するサッカーのワールドカップ(W杯)に合わせて、東京でも開業することにした。

 場所は東京都江戸川区のJR京葉線葛西臨海公園駅北側の同社所有地。隣接する千葉県浦安市には東京ディズニーランドがあり、さらに2001年秋には海をテーマにしたテーマパーク「東京ディズニーシー」もオープンする予定。双方の関係者は、娯楽施設が一挙に増えることによる相乗効果も狙っている。

 計画によると、総工費は約3500億円で、施設全体の延べ床面積は63万1800平方メートル。雪と水をテーマに、屋内スキー場を設けたテーマパーク「テーマミュージアム」(高さ約80メートル)のほか、50階を超える高層ホテル、ショッピングセンターなどを備えた複合施設となる。

[1997-11-28-13:10]


「レゴランド幕張」()  2002年完成予定 (千葉県)

デンマークでは元祖テーマパークの「チボリ公園」と並んで有名な、「レゴランド」がこれまた日本に登場!!

レゴランドは、元々デンマークの子供たちのためにできた、世界中の建物や史跡などが、なんとレゴブロックを使ったミニチュアで再現された、楽しい世界のテーマパークです。
 本家デンマークでは気候のため冬期は休業しているのですが、日本ならば通年営業が可能でしょう。

幕張と言うと、近代的な建物ばかりでテクノなイメージが大きいですが、こんな心温まる子供が喜ぶテーマパークが出来るとなると、ちょっと雰囲気変わってきちゃうでしょうね。
 それにしても、京葉線沿線はテーマパークラッシュだねぇ。。。  (以下はニュースリリースです)

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 千葉県は3日、ブロックおもちゃで知られるがん具メーカー、レゴ社(本社デンマーク)のテーマパーク「レゴランド幕張」(仮称)を千葉市の幕張メッセそばに誘致すると発表した。

 候補地は千葉市美浜区美浜の、千葉マリンスタジアム隣接の計約30ヘクタールの敷地。現在は県立幕張海浜公園として利用されており、千葉県が同社にリースする。

 記者会見に同席したレゴ社幹部によると、パークは3−15歳を対象にした遊園地で、レゴブロックで作った世界の名所のミニチュアや乗り物などのアトラクション施設を備える。実際にレゴブロックを使って遊べるコーナーを設け、ブロックの販売も行う。

 同社はデンマークなど2カ所に同様のパークを持ち、現在米国カリフォルニアにも建設中。幕張が世界で4番目の施設となる。建設費は約200億円。2002年の開業を目指し、年間200万人以上の入場者を見込んでいるという。入場料は未定。

 同用地内には、1992年に大手ゼネコン会社が出資する企業体が別のテーマパークを建設する計画を立てたが、ゼネコン会社の経営が悪化し計画が行き詰まっていた。昨年秋、レゴ社がアジアにパークの候補地を探していると知った千葉県が、幕張など県内2カ所を提示し誘致を図ってきた。

 レゴ社は32年創設。日本を含む30カ国にグループ企業を持つ。49年にプラスチック製のブロックおもちゃを開発、現在130カ国以上で販売されている。

[1997-12-03-22:00]

 


<<2003年>>

「手塚治虫ワールド」()  2003年完成予定 (神奈川県)

 すでに説明の必要も無い、日本を代表する漫画の神様「手塚治虫」氏が、生前から夢を描いていたテーマパーク建設の構想が昨年から持ち上がり、2003年の完成を目指し計画が進んでいます。

 場所は「東京から百キロ圏内で、新幹線や高速道路がある」という条件の元、観光地の日光、那須を控えた宇都宮市周辺が有力候補地になっています。(という事で、用地買収はまだなのね) 現在は、地元の電力会社やゼネコン大手、銀行から1000億円の資金を集めて、アトムが「生まれる」はずの、二〇〇三年の完成を予定しています。つまり、あと7年後です。

 完成すれば敷地面積は100ha以上で、TDL(48ha)の二倍規模になるようで、さらに年間1000万人の入場者を見込んだ大規模なものになる模様です。

 新聞によると、構想の中には

  • 手塚作品に登場するキャラクターが勢揃いし、アトラクションやショーに登場する。
  • 単なる遊園地ではなく、自然の山や雑木林を行かした自然散策路を作る。
  • センターパビリオンは鉄腕アトムからロボット生産工場をイメージした建物を作り、中ではシミュレーショ映像のアトムたちと会話が出来る。
  • 火の鳥のストーリーを全天周映像と音楽で表現するシアター
  • アニメーションの制作スタジオやデジタルソフト専門学校を建設予定。
  • 医師でもあった手塚氏にちなんで、小児科病院もつくられる。
  • 図書館を始めとする教育施設も作られる。

などが考えられているようです。

 この企画は手塚プロダクション主導で進められ、現在では30近い企業が参加を希望しているようです。(実際には今後まだ参加企業を募って、計画を進めていく段階のようですが。)
 手塚プロの松谷社長は「訪れた人が漫画の世界に迷い込んだ感覚を抱けるものにしたい」といい、パーク内に配する施設については「手塚のメッセージを肌で感じられるものを考えている」と話しているとのことです。 また氏の長男でヴィジュアリストの手塚真氏は「父が克明に記した少年時代の昆虫採集日記を読み、自然を観察して、それを生かすことが生涯のテーマであることが分かった。手塚ワールドは自然を愛する豊かな心を育て、訪れた人が夢を持って帰れるような施設にできればいいと思う」と話しています。

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私が思うに、自然と生命を大切にする手塚思想の元では、大規模なアトラクション施設の開発を行うよりも、自然と共存でき、生命と触れられるような施設を作る事がよいと思います。そういう意味で、今回の建設計画にはなかなか納得がいっています。 ただ、実際に計画を進めていく際には色々と問題もあるでしょうが。特に手塚キャラは「悩めるキャラ」。アトムは人間とロボットの境で悩み、レオは動物の自然と人間の開発との間で悩み、ブラックジャックは生命と医学の間で悩んでいました。ここら辺をどう表現するか、また課題となっていくでしょう。
 個人的には「よいテーマパーク」を作るため、あまりに思想的・観念的なものにするのは疑問かな。素直に手塚のキャラクター達に触れられ、素直に楽しめる要素も必要だと思いますが。。。

 でもとにかく、2003年が楽しみな事には変わりありません。計画が延期にならない事を祈っています。

 続報!!!

05/06 22:30 <テーマパーク>「手塚治虫ワールド」 川崎市臨海部に内定

故手塚治虫さんの名作漫画「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」などのキャラクターを生かした大型テーマパーク「手塚治虫ワールド」の建設予定地が6日、川崎市の臨海部の市有地に内定した。手塚プロダクションを中心とする「手塚治虫ワールド研究会」(東京都新宿区)が首都圏の候補地約90カ所から、最終的に川崎市と茨城県つくば市に絞って検討した結果で、京浜臨海部の集客力が決め手となった。アトムが誕生した年とされる2003年のオープンを目指す。

研究会は手塚プロダクションを中心に、大手建設会社や広告代理店が参加し2年前に発足。「文化と自然の豊かな調和」をテーマに、ストーリー性のある遊戯施設を通じて手塚さんの作品に込められた思想を体験してもらうテーマパーク作りを目指している。事業費は2000億〜3000億円を見込み、年間1000万人の集客が目標だが、事業主体や出資者は具体化していない。

予定地は同市所有の浮島1期地区埋め立て地(92・5ヘクタール)。用地内に首都高速道路湾岸線と昨年末開通した東京湾アクアラインのジャンクションがあり、多摩川をはさんで羽田空港にも隣接している。
同パークについては神奈川県の岡崎洋知事が昨年1月に誘致を表明、地元でも科学都市としてのイメージアップや臨海部の活性化の期待から歓迎する動きが出ていた。

◆ ◆ ◆

05/07 16:40 ◎手塚ワールド、川崎に  2003年開業目指す

共同通信経済ニュース速報

「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」などのキャラクターを使ったテーマパーク「手塚治虫ワールド」の建設を検討している「手塚治虫ワールド研究会」(東京都新宿区)は建設候補地を川崎市と決め、7日発表した。2003年の開業を目指す。

計画によると、川崎市川崎区浮島の約40−50ヘクタールに「宇宙ゾーン」「不思議ゾーン」などを設け、手塚さんの漫画のキャラクターを使って教育、文化、医療、通信など最新技術を駆使した娯楽施設にする。年間1000万人以上の入場を見込んでいる。1年半以内に基本構想をまとめた上で準備室を設け、川崎市や企業に参加を呼び掛ける。

候補地を川崎市に決定した理由を同研究会は「埋め立て地で自然の少ない浮島地区に建設することで、手塚さんが訴えた自然の必要性をアピールできる。京浜臨海部の活性化にもつながる」と説明している。
手塚治虫ワールドは「人と自然、科学の共存」「平和の尊さ」など手塚さんが描いた世界を体験してもらおうというテーマパーク。1996年に計画が持ち上がってからこれまでに100以上の自治体や企業が誘致に名乗りを上げていた。

記者会見した松谷孝征・手塚プロダクション社長は「バブル経済後の不景気な時期にテーマパーク建設を危ぶむ声があるが、こういう時期だからこそ参加者が本気で取り組み、立派なものができると考える」と話した。

 


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